施工実績
その他の施工紹介
山口県萩市 令和6年度主要県道萩篠生線(長山横断歩道橋)道路付属物(長寿命化メンテ 修繕)工事第1工区
平成17年に景観法が施行され、萩の街は景観行政団体にも指定されて、街並みの景観を守るべく景観・広告物条例を設置して市民や事業者の理解を得ながら、街ぐるみで歴史ある景観を守ろうと活動してきました。
萩の街ではこの『長山横断歩道橋』をはじめ、街路灯やガードレールなどの安全施設、店舗の看板等いたるところで、街の色『こげ茶色』を目にすることができます。また、建築物には高さ制限が設けられており、歴史ある城下町の景観を今に伝えています。
ちなみに萩市内では、この『長山横断歩道橋』以外に歩道橋は見当たりません。萩市では通常の横断歩道のほか、歩行者や自転車のためにスロープ付きの地下道が設置されています。理由としては景観に関する条例のほか、昇り降りの負担が大きいため老朽化した歩道橋を撤去して更新しない高齢化社会の流れによるものと考えられます。
美しい萩の街で、貴重な公共工事に関われたことに感謝したいと思います。
















